■母の糠床
《Kuraci Design*暮らしデザイン》
久しぶりに再会した親戚のお姉ちゃんたち(母からしたら甥や姪な感じ)に、お土産に家の糠漬けを持たせたいと準備する母。
実家の糠床は、一緒に暮らしていた祖母から引き継いだもので、60年以上(←母がお嫁に来て57年なので、少なく見積もってもの年数)継ぎ足し継ぎ足し使っています。
漬かり過ぎると酸っぱくなってしまうし、漬かりが浅いと美味しくないので、その一番美味しい漬かり具合(人によって好みがあると思いますが)が、とても繊細です。
最近、母は時間をきっちり測って漬けているんだそう、そうすれば間違いがないからって。
それでも野菜によってすぐ漬かるのと、時間がかかるのとあるから、美味しく漬けるにはちょっとしたコツが入ります。
この日は早朝に、裏の兼業農家さんに前々から頼んでおいた採れたてのきゅうりを糠床へ入れて、大根とにんじんはよく漬からないと美味しくないので、前日から入れて、と美味しく食べてもらうのに、母なりに算段していました。
スマホの扱いは何度教えてもすぐわからなくなっちゃうので、もうボケてしまったのかと心配になりますが、これだけ微妙なぬか漬けを美味しく漬けられるなら、母の頭はまだ冴え渡っているわ。きっと大丈夫!!
糠床を何十年もダメにしないで維持し続けているって、地味にすごいと思っています!(尊敬!)
私なんて糠床わけてもらって何度ダメにしたことか・・・。😅
白いご飯をこのぬか漬けで食べたら、めっちゃ美味しいです。
これは母の味で、祖母の味。懐かしい味です。
お読みいただきありがとうございます❣️
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- 2022.06.28 Tuesday
- ├ 親の家をかたづける
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- by 本間ゆり