本日は久しぶりに子育てネタです。
息子も小学生になりまして、乳幼児の頃の大変さを思い出すと母もいろいろ楽になりました。
1人でご飯を食べられるとか、
1人でトイレに行かれるとか、
1人で歩いてどこへでも行ってくれるとか
・・・・・・・・・・
(笑!あたりまえかっ!)
先日二人で電車で遊びに出かけたときも、私のバッグ一つ(財布とかハンカチちり紙等普通の持ち物だけ)で出かけられるようになるなんて、ほんとうにラク〜!!って、そんな当たり前なことですけど、子どもの成長を感じてしみじみ嬉しかったです。
(ベビーカー持って、着替え一式持って、食べ物持って、タオル持って、寒い時期は膝掛け持って・・・。赤ちゃんの時は荷物いっぱいだったもんね。公共交通使う時はバリアフリーのルートも考えとかなきゃだし、おむつ換えられるトイレの位置なんかも頭に入れとかないとだし。赤ちゃんと一緒に入れる自分のトイレだってね。)
今、乳幼児を子育て中で大変な思いをされている方に、すぐに楽になるよ〜ってお伝えしたいです。(また別の大変さもあるんでしょうけど・・・笑)
今日は、そんな元気に(ごくごく普通に)成長してるありがたい息子に対して、最近親として「あ〜っ!これまずかった〜!」と思ったことを書きたいと思います。
子どもには特に「何になって欲しい」という親として高い期待はないつもりですが、大人になった時に、物事の善し悪しを自分で判断して、自分で決めて行動できる人になって欲しいと思っているのです。
だから、息子自身が判断できること、その日に着る服とか、学校に持って行くものとか、おもちゃを選ぶ時も、そのおもちゃを整理(見直し)する時も、もうだいたい本人が決めるんですが、親がいいなぁとかこうじゃない?と思うことと、本人が判断して選ぶ事の間に、たまにギャップがあります。自分で判断して、自分で決めて行動できる人になってもらいたいと願っているんだから、そういう親と子どもの間にギャップがあっても、よっぽどのことでない限り(よっぽどのことってなんだろう?)子ども決めてもらっているつもり。
なのに、先日(というか、ちょっと前なんですけど)こんなことがありました。
ショッピングモールに運動靴を買いに行った時のことです。
これがいいなぁと思う物を選んでいるようなのに、それを手に取っては戻し、戻してはまた手に取り、うーん、うーんと決めかねている様子。息子はどちらかというと、好きな物と嫌いな物がはっきりしているので、なんだかおかしいなぁと思ったら・・・
なんと「僕はこれがいいと思うんだけど、ママとお父さんはこういうの好きじゃないよね。」(ボソっ)と、親に気を使っているではありませんか。
そう、確かに○足のようなキラキラした色使いのデザイン、私たちは苦手かも。そして、親が選んで買っていた頃は、そういうのは全然履かせていませんでした。
・・・・・・
なんてこった!
知らず知らずのうちに、親の意見を押し付けてたんだね。
”センス”のようなものは、育って来た環境にずいぶん影響すると思います。
私は自分のセンスに自信がないから、子どもにはセンスのよい人になって欲しいなぁとか、そんな思いもありますね。でも、これって結局親の影響をすごく受けるということ。
”センス”って何だろう。”センスがいい”ってな何なんだろう。
ヘンテコな服でも、堂々と着ていたら素敵に見えるし・・・。
センスや美意識のようなものは、主観的なことなので自分がいいなぁと思えばそれでよいです。堂々としてて下さい。いいなぁと思うことだって、これからどんどん変わるだろうし、沢山の物を見て経験して身に付いていくのでしょうから。
夫とこの時の出来事をよく話し合いました。
まず、子どもの意見を尊重しよう。
子どもが選んだ物は「いいの選んだね」って言おう。
その上でもし趣味が違ったら、(違う物を見せて)
「ママは(お父さんは)こういうのが好きなんだ」もしくは「こういうのも好きなんだ」って言おう。
決して、「ママは(お父さんは)こういう方が好きなんだ」ではなくて。
自分が選んだ物を否定されたら自信なくなります。
もっと成長したら、他人に否定される時もあると思うけど、今の時期にどんな小さい事でも肯定されて育っていけば、そんな時もめげることなく堂々としていられるはず。
親は子どもにとって、どんな時でも自分の本当の気持ちを言って大丈夫な存在でいたいものですね。はい。(あんまり変な物を選んだら、ぷぷぷって笑っちゃうかもしれないけどね〜)
↑そのとき息子が好きと思って選んだ靴。
自分で選んだ物だから、かっこいいでしょ〜!って履くときにとっても嬉しそうでした。そしてこの靴ばっかり大のお気に入りになりました。
↑ちなみに、親が選ぶとこんな靴。
めっきり出番が減りました・・・
子どもにはのびのびと自由に育ってくれたら・・・と願いつつ、本心は立派になって欲しいとか自分達の思い描く理想のようなものがあるんですね。はぁ、愚親だな・・・
お読みいただきありがとうございました。
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